EU、ロシアのウクライナへの軍事侵略に絡み、新たに15個人と9団体に制限的措置を適用
<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)理事会は本日、ウクライナに対する不当かついわれのないロシアの軍事侵略と、ウクライナの領土の一体性、主権および独立を弱体化もしくは脅かす行動に関連して、新たに15個人と9団体に対し制限的措置を適用することを決定した。
本日制裁リストに追加された個人の中にはロマン・アブラモビッチやゲルマン・カーンなど主なオリガルヒ(新興寡占資本家)のほか、鉄鋼、エネルギー、金融、メディアおよび軍用・軍民両用(デュアルユース)製品やサービスなど主要経済部門に関わりのある著名な財界人が含まれる。新たに加えられた者には、ウクライナ情勢に関するロシア政府側の主張を拡散している、コンスタンティン・エルンスト(ロシア第1チャンネルの最高経営責任者)などロビイストや宣伝員も含まれる。
新たに制裁対象となった団体には、航空、軍用・軍民両用製品、造船および機械製造部門の企業が含まれる。
当該EU官報L 087I(2022年3月15日付)はこちら。
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