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EU、軍事モビリティに関する行動計画を提示
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<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)の安全保障と防衛を統合・強化する大規模な動きの一環として、ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長とフェデリカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、軍事モビリティに関する行動計画を発表した。その目的は、道路・鉄道網が軍事輸送にふさわしいものとなるようにし、危機の際には軍隊や軍車両が素早く、途切れずに欧州大陸を移動できるよう、各国のルールの簡素化と効率化に欧州全体として取り組むことにある。
モゲリーニ上級代表は、「EUとして第一の優先事項は、平和の促進と市民の安全を確保することである。域内の軍事モビリティを円滑にすることで、危機をより効果的に回避し、部隊をより効率的に展開させ、問題が起きた時により早く対応できる」と3つの点を強調した。
上級代表はまた、EU加盟国や、特に北大西洋条約機構(NATO)といった全ての他の関係者と緊密に連携することの重要性を指摘した。今般の行動計画は、「われわれが最近正式に発足させた常設防衛協力枠組み含め、EU域内協力やNATOをはじめとしたパートナーとの協力を進化させるさらなる一歩となる。われわれEUとしては、協力のみが今日の世界で効果を発する方法である」とも述べた。