＜日本語仮訳＞

ドナルド・トゥスク欧州理事会議長とジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長は本日、米国のドナルド・トランプ大統領と会談した。会談後、トゥスク議長は以下のように述べた。

「トランプ大統領との会談で、われわれは外交政策、安全保障、気候問題および貿易関係について協議した。

私の印象では、多くの点で合意を得られた。何よりも先ず、テロ対策について。この点については、理由を述べる必要もなかろう。しかしながら、気候や貿易などいくつかの問題については、未解決のままである。また、ウクライナでの紛争については考えを一にしていたと思われるものの、トランプ大統領と私が今日の時点で、ロシアについて共通の見解を有していると100パーセント言い切れる自信はない。

しかし、私のトランプ大統領への主なメッセージは、欧州連合（EU）と米国の間の協力と友情に最も深い意義を与えるのは、自由、人権および人間の尊厳の尊重といった、西洋の基本的価値であることであった。

今日最大の課題は、自由世界の全てが各々の利益だけでなく、これらの価値を中心に結集することである。

『価値と原則を第一に』これこそが欧州と米国が訴えるべき点である」

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