紅海におけるフーシ派の攻撃に関する共同声明
<日本語仮訳>
下記の声明は、米国政府、欧州連合(EU)を代表するジョセップ・ボレルEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長、北大西洋条約機構(NATO)を代表するイェンス・ストルテンベルグ NATO事務総長および44の同盟国・パートナー国を代表する一団によって発出された。
「下記署名者は、アラビア半島周辺海域、特に紅海において、フーシ派が航行の権利と自由を妨害していることを強く非難する。12月3日に紅海南部で発生した、14カ国に関係する商業船3隻に対する攻撃を含め、イエメンのフーシ派支配地域から発生した数々の攻撃は、国際的な通商と海洋安全保障を脅かしている。
11月19日にフーシ派が主導した輸送船『ギャラクシー・リーダー』の拿捕と、今なお不当に拘束されたままの25人の乗組員の拘束は凄惨だ。このような行動はまた、世界中の地域や人々への食料、燃料、人道援助およびその他の必要物資の移動を脅かすものである。下名はさらに、全ての国に対し、フーシ派を援助したり、奨励したりすることを控えるよう促したい。このような攻撃は正当化されるものではなく、標的となる船舶の船籍国を越えて多くの国に影響を及ぼすものである。われわれはフーシ派に対し、『ギャラクシー・リーダー』の乗組員と船舶を直ちに解放し、この地域の重要な水路における商業船へのさらなる攻撃を停止するよう、改めて求める」
EUを代表して、ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長
NATOを代表して、イェンス・ストルテンベルグ事務総長
オーストラリア
バハマ
日本
リベリア
ニュージーランド
韓国
シンガポール
米国
イエメン
原文はこちらをご覧ください(英語)。
EUについてさらに知りたい場合は、日本語のオンラインマガジン『EU MAG』をご覧下さい。