サウジアラビアにおける死刑の大量執行を受けたボレルEU上級代表の声明
<日本語仮抄訳>
ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。
「サウジアラビアは12日、同国で2019年以来最大の死刑の大量適用を行い、81人の死刑囚に対し刑を執行した。これは、2021年に67人に死刑が執行されたサウジアラビアにおける憂慮すべき死刑執行の増加傾向の表れである。
原則の問題として、EUはいかなる状況においても死刑に反対している。死刑は、犯罪抑止力を有しない、人間の尊厳や人格の受け入れがたい否定である残忍かつ非人道的な刑罰である。EUは、今なお死刑を存置している数少ない国々に対し、今後もその廃止に向けた取り組みを続ける」
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