日・EU経済連携協定発効1年でEU側輸出は伸張
<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)と日本の間の経済連携協定(EPA)の発効から、2020年2月1日で1周年を迎える。同協定の施行後の最初の10カ月において、EUの対日輸出は前年同期比で6.6%伸びた。同数値は、過去3年間の平均である4.7%(欧州統計局ユーロスタット)を超える増加である。なお、同期間の日本の対EU輸出は6.3%増加した。
いくつかの分野では、同時期の対日輸出はさらに好調であった。
- 肉類の輸出は12%伸び、豚肉は12.6%増加、冷凍牛肉の輸出は3倍以上となった
- 乳製品の輸出は10.4%増加した(バター輸出の47%増を含む)
- 飲料輸出は20%伸び、ワイン輸出は17.3%増加した
- 皮革製品と衣料の輸出はそれぞれ14%と9.5%伸びた
- 電気通信機器、記憶装置および電子回路など電気機械類の輸出は16.4%増加した
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