ジャン=エリック・パケ次期駐日EU大使、信任状の写しを提出

欧州委員会の前研究・イノベーション総局長で、欧州委員会の副事務総長も務めた(2015年~2018年)ジャン=エリック・パケは本日、外務省にて森健良外務事務次官に信任状の写しを提出した。これにより、正式に次期駐日欧州連合(EU)大使として職務を遂行することが可能となった。
ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、2022年6月8日にパケ氏を次期駐日大使に指名した。
パケ次期大使は、「今年に入ってから一度日本を訪れ、日本の(EUの研究助成プログラム)『ホライズン・ヨーロッパ』への準参加の可能性に関する事前協議を開始することで、研究・イノベーション分野におけるEUと日本とのさらなる連携強化のあり方について協議しました。今日、その日本で次期大使という新しい職務に着任します。EUが最も緊密に連携し、志を同じくするパートナーのひとつである日本と協力していくことを楽しみにしています。EUと日本の関係の土台となっているのは、長年にわたる協力と、民主主義、法の支配、人権、良好なガバナンス、多国間主義および自由で公正な貿易など共通の価値や原則です」と述べた。
パケ次期大使は後日、信任状を天皇陛下に奉呈する予定である。
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