European Union External Action

米国のWHOとの関係断絶の表明に関する、フォン・デア・ライエン委員長とボレルEU上級代表の声明

Brussels, 30/05/2020 - 13:46, UNIQUE ID: 200530_2
Joint Statements

EU News 140/2020

<日本語仮訳>

米国が世界保健機関(WHO)との関係を断ち切ると表明したことを受けて、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長とジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、以下の声明を発表した。

「世界中で新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)への取り組みが継続する中、全ての者が取り組むべき主な課題は、命を救うこととパンデミックの抑制と沈静化である。EUは、こうした取り組みにおいてWHOを引き続き支援し、また既に資金の追加拠出を実施している。

5月19日、WHOの年次総会「世界保健総会」でEUが中心となって提案し全会一致で採択された決議において、WHOの全加盟国は、特に将来の世界の保健安全保障体制を強化することを目的として、出来るだけ早い適切な時期に、新型コロナウイルス感染症に対する国際的な保健上の対応から得られた教訓を評価する、公平で独立した包括的な検証を開始することに合意した。

国際的な対応の検証が必要なのは、今回のパンデミックの発生とその対応から得られる教訓があるためである。国際的なレベルで集団的な取り組みの成果を検証することは、保健安全保障の強化を図る上で、間違いなく必要なプロセスである。

多国間主義に基づく取り組みを通した、世界的な協力と連帯は、世界が現在直面しているこの闘いに勝利する最も効果的で実現可能な手段である。WHOは、現在も今後も、パンデミックへの国際的な対応を引き続き主導できる必要がある。そのため、全ての者の参加と支援が求められており、また何より必要とされている。このような世界的な脅威に直面している今こそ、協力を強化し共に解決を図る時である。そして、国際的な取り組みを弱体化する行為は、避けねばならない。そうした意味において、われわれは、米国に今回表明した決定の再検討を促す」

 

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