European Union External Action

ユンカー欧州委員会委員長とジョンソン英国首相の電話会談を受けた欧州委員会の声明

Brussels, 02/10/2019 - 17:52, UNIQUE ID: 191003_1
Press releases

EU News 169/2019

<日本語仮訳>

 

「欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長は本日午後、英国のボリス・ジョンソン首相と電話会談した。ジョンソン首相は委員長に対し、法的文書、注釈および首相からの書簡で構成される、英国の最新の提案の内容について概説した。

 

ユンカー委員長は、交渉を10月の欧州理事会会合までに前進させ、合意に向けて進展を図ろうとする同首相の決意を歓迎した。委員長は、特に全物品に対する完全な規制上の整合と、英国から北アイルランドに搬入される物品の管理などにおける前進を認めた。しかしながら、委員長は同時に、とりわけ(アイルランドと北アイルランド間の国境管理問題の解決まで英国が関税同盟に留まるという)『安全策(バックストップ)』のガバナンスなど、この先数日でさらなる取り組みが必要ないくつかの問題点があることにも留意した。聖金曜日協定(北アイルランド和平合意)で確立された精妙なバランスは維持されなくてはならない。もう一つ対応が必要な懸念は、実質的な関税ルールである。委員長はまた、『安全策』の全ての目標、つまり厳格な国境管理(ハードボーダー)の回避、アイルランドと英領北アイルランド間の協力と全島経済の維持、および欧州連合(EU)の単一市場とその一員であるアイルランドの地位の保護、にかなった、法的に運用可能な解決が必要であると強調した。

 

ユンカー委員長はジョンソン首相に、欧州委員会がこれから、われわれの周知の条件を踏まえ、提示された法的文書を客観的に精査すると確認した。

 

EUは、合意に達したいと考えている。われわれは、これまでの3年と同様、一致団結しており、その実現のために休むことなく作業を進める用意がある」

 

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