<日本語仮抄訳>
世界の海洋が健全であることは、われわれ人類の生存にとって不可欠である。毎年、6月8日の「世界海洋デー」は、われわれ皆を繋ぐ共有の海洋に敬意を表し、それを守り、保全する機会を与える。
世界海洋デーに欧州連合(EU)は、気候変動・海洋汚染・環境の劣化・海洋資源の持続不可能な管理といった、海洋が直面する非常に大きな課題に対応することが急務であることを思い起こす。
今年の世界海洋デーのテーマは「プラスチックによる汚染を防ぎ、健全な海洋に向けた解決を促す」である。
欧州委員会は最近、使い捨てプラスチック製品や遺棄された漁具による汚染を食い止める提案を発表した。「EU市民・企業・革新者・漁業従事者・漁具生産者の助けを借りれば、海洋ごみを発生源から防ぐことが可能になる」と、カルメヌ・ヴェッラ環境・海事・漁業担当欧州委員は述べた。
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