European Union External Action

EU、西バルカン諸国との首脳会議で同地域の変革への支援協力強化で合意

17/05/2018 - 17:33
Summits

EU News 101/2018

<日本語仮訳>

本日ブルガリア・ソフィアで開催された欧州連合(EU)・西バルカン首脳会議は、EU側が西バルカン地域が欧州の家族の一員であると再度表明し、同地域各国に対するEUの責任を再確認した。同会議では、連結性、安全保障および法の支配の各分野における協力を強化するための行動を打ち出した。

2003年にギリシャ・テッサロニキで開催された会合以来となる今回のEUと西バルカン諸国の首脳会議の終了後、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長は、「EUは今もこれからも、全西バルカンの最も信頼できるパートナーである」と述べた。「西バルカンとの統合はEUにとって最優先事項であり、私としては西バルカンにとって、EU以外の未来はないと考えている。他の選択肢、次善の策などない。西バルカンは欧州には欠くことのできない部分であり、われわれの共同体の一員である」とも述べ、法の支配や社会経済的改革における目に見える進展に基づいた支援の強化を含む、同地域の政治的・経済的・社会的変革をあらゆるレベルで支えるべく、自身の関与を強化するEUの決意を確認した。

今回の首脳会議では、西バルカン地域のエネルギー・交通インフラのほか、デジタル連結性の改善を目的とした施策が策定された。EUと西バルカン諸国はまた、安全保障、移民・難民問題および地政学的な課題への対処における協力のさらなる緊密化の土台を敷いた。トゥスク議長は、「エラスムス・プラスの受け入れ枠を倍増し、より多くの若者がEUに留学できるようにすることで合意した。また、ローミング料金の引き下げに向けて取り組み、より良い銀行保証を提供することで民間投資のための条件の改善を目指すことでも合意した」と特に強調し、「西バルカンと共に、同地域内のインフラや人的なつながりに投資することは、EUの最善の利益にかなう」とした。

今般の首脳会議と、そこで採択されたソフィア宣言は、西バルカンが引き続き法の支配・汚職や組織犯罪との闘い・良い統治および人権や少数派の権利の尊重を約束することの重要性に焦点を当てている。これらの分野における改革の効果的な実施は、欧州への道を進む同地域のさらなる進歩にとって重要である。

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