European Union External Action

ベネズエラの状況に関するEUの声明

Brussels, 19/04/2018 - 10:34, UNIQUE ID: 180419_5
Statements on behalf of the EU

EU News 76/2018

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長はベネズエラの状況に関し、EUを代表して以下の声明を発表した。

「ベネズエラの最近の事態により、二極化がさらに進行し、同国が直面している多重危機への対応が停滞している。

5月20日に大統領選挙が実施されると発表され、市長村の議会選挙も同時に行われることになった。選挙日程と、信頼性があり包摂的な選挙プロセスのための条件の、いずれに関する広範な合意もなく選挙が行われることは、極めて遺憾である。政治犯の収監の継続と、政党や政治家候補者の参加を制限する障害が依然として存在していることも、遺憾だ。さらに、ベネズエラ選挙管理委員会(CNE)が、大統領選に候補を立てる政党の、地方選挙への参加を制限するとの決定を最近行ったことにより、同プロセスの信頼性はさらに損なわれている。これは、二極化の悪化を招き、平和的な政治による解決への障害を拡大するにすぎない。

EUは、ベネズエラ政府に対し、同じ条件の下で、全ての政党が参加できる、自由で、透明で、信頼性のある選挙を実施するために、CNEの構成の均衡化、合意による実行可能な選挙日程、選挙の国際基準への適合に必要な技術的保証、を求める。このような条件は、完全で独立した国際監視団が活動するために必要である。

EUは、ベネズエラが、平和的かつ民主的解決を見出すための支援を行うとともに、その目的を達成するための、地域的および国際的努力を後押しする手段を駆使する決意だ。そのために、EUは、今回の選挙と関連の動きを、現場において厳格に監視するとともに、民主主義、法の支配、人権尊重を侵害し続けるような決定や行為に、適切な措置により対抗していくつもりだ。

EUは、現下の経済危機の社会的影響にも懸念を抱いており、国連をはじめ諸国際機関との緊密に協力しながら、監視を続けている。この危機により、人々が深刻な影響を受けているが、それには同国に居住している欧州市民も含まれている。また、これに起因する大量の人の移動の発生は、受け入れ側、特にコロンビアとブラジルにとって、課題を生み出すとともに、地域の安定にとっても問題だ。欧州委員会のクリストス・スティリアニデス人道援助・危機管理担当委員が、同地域へ最近訪問した際に発表したように、EUは影響を受けている人々へ支援を提供する」

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