European Union External Action

国際移住者デーに寄せる共同声明:欧州は連帯の大陸である

ブリュッセル, 18/12/2017 - 12:42, UNIQUE ID: 171218_7
Joint Statements

EU News 277/2017

<日本語仮抄訳>

12月18日の国際移住者デーに際し、フランス・ティーマーマンス欧州委員会第一副委員長、フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼同委員会副委員長、および同委員会のヨハンネス・ハーン欧州近隣政策・拡大交渉担当委員、ネベン・ミミツァ国際協力・開発担当委員、ディミトリス・アヴラモプロス移民・内務・市民権担当委員、クリストス・スティリアニデス人道援助・危機管理担当委員、ヴェラ・ヨウロヴァー法務・消費者・男女平等担当委員は、以下の声明を発表した。

「国際移住者デーに際し、出生国外で暮らし、自ら好んで、もしくは強制されて移動中である人々全てに思いを馳せる。われわれ自身の大陸である欧州が、人の移動の上に成り立っていることを思い起こす。われわれの共通の歴史は、過去100年を振り返るだけでも、迫害、戦争もしくは独裁政治を逃れてきた何百万もの人々に特徴づけられている。今日、われわれのEUは、大陸中の人々に自由に他国に旅し、他国で学び、働くことを可能にしている。これにより、欧州は文化、経済、機会および自由において、世界で最も豊かな場所の一つとなった。

しかしながら、この日はまた、紛争、政治弾圧、貧困もしくは希望のなさに直面して自らの家を離れ、他の地で新しいまともな生活を確立しようと苦しむ者に思いを馳せる日でもある。移住はある人々にとって前向きかつ力を与える経験である一方、あまりに多くの者にとって、道中において、人権侵害、排外主義、搾取および受け入れ難い生活環境に耐えることを強いられるものである。

地位にかかわらず、全ての移民・難民の基本的権利や自由を守り擁護することは、これまでも、これからも、われわれの優先事項の一つである。このことは欧州移民・難民アジェンダの中心にある。われわれはEU域内外において絶えず、EU加盟国や国際的パートナーと緊密に協力しながら、命を救い、庇護を提供し、安全かつ合法的な移動のための道筋を示し、そもそも自分の家を離れざるを得なくするような根本要因に対処し、しばしば人々の絶望を悪用する犯罪組織と闘う努力をしている。

われわれは、移動する人々に対する共同責任を有しており、彼らを支え、移民や難民の安全・尊厳・人権を守るために世界規模で行動を起こす必要がある。これには皆が関与し、国際的協定を一貫して適用することが求められる

欧州は、その国際的責任の応分を負担し、連帯・寛容・開放の大陸であり続ける決意である。また、最近欧州に迎え入れた人々に対してわれわれは、全ての欧州の人々と同じものを求めたい。すなわち、成功し、活躍し、われわれの大陸のよりよい未来に貢献して欲しい。

われわれは2016年の『難民と移民に関するニューヨーク宣言』を強く支持し、移民・難民のための国連グローバルコンパクトの国連での採択に向け、積極的な努力を続ける」

 

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