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核兵器廃絶国際キャンペーンへの2017年ノーベル平和賞授賞に関するモゲリーニEU上級代表の声明

06.10.2017
Teaser

EU News 213/2017

Text

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「世界が、新たな核実験と核の危機という脅威にさらされている中、本日、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)にノーベル平和賞が授与されたことは、国際社会全体の目標であり、長期の平和と安全を確保する道である、核不拡散と軍縮にとって強力な後押しとなる。

EUは、核兵器のない世界を達成するというコミットメントを共有しており、世界中のパートナーと共に、核不拡散と軍縮に向けた日々の努力を継続する。不拡散条約の完全な実施とその評価、包括的核実験禁止条約の発効のために、不断の活動を続ける。そして、朝鮮半島の非核化に向け、政治的解決の道を平和裏に模索しており、イランとの合意が、全ての側により完全に実施されることを担保すべく、努力を継続する。

この困難で混乱した世界にあって、ノーベル平和委員会は、今一度、現代における最大の脅威の一つを取り上げることで、平和と安全を達成するためにが国際協力が必要であることを指し示した。

 

Twitter: @eu_eeas

カテゴリー
Statements by the HR/VP
Location

Brussels

Topics
Disarmament, Non-Proliferation, and Arms Export Control
Editorial sections
EEAS
Disarmament, Non-Proliferation, and Arms Export Control
Japan