European Union External Action

朝鮮半島情勢に関するモゲリーニEU上級代表の声明

Brussels, 14/08/2017 - 23:00, UNIQUE ID: 170814_7
Statements by the HR/VP

EU News 171/2017 ブリュッセル

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「朝鮮半島における緊張を沈静化することが急務だ。これは、EUおよび国際社会全体にとっての最優先課題である。よって、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対し、地域と世界の緊張を増幅させるにすぎない、さらなる挑発行為を控えるよう、求める。

今の極めて重要な時期にあって、EUは、パートナー諸国との協力による、事態の沈静化と、非軍事的な平和的手段を用いての、朝鮮半島における完全で検証可能で後戻りのできない非核化を目的とした外交行動を支援する。永続的平和を見出す道はこれしかない。

マニラで開催されたASEAN地域フォーラムにおいて、地域と世界の主要関係諸国との会合を行ったことに続き、本日、政治安全保障委員会の会合を招集した。緊張激化へのEUとしての共通した対応とともに、今後取るべき道を協議するためである。

EUとその加盟国は、北朝鮮はもとより、韓国、米国、中国、ロシア、日本への働きかけを通して、われわれのメッセージを伝えるための外交努力を強化することで、合意した。この問題を解決するために、国際社会の結束を維持することが、実に重要だ。

EUは、韓国を先頭とした国際社会と北朝鮮の間で、信頼性と意義のある対話を実現するためのプロセスを支援するつもりである。先週、韓国のカン・ギョンファ外相に対して、このために採り得るあらゆる方策において、EUが核関連問題の交渉において培った技術力の提供も含め、支援をする姿勢を確認した。

北朝鮮が核および弾道弾開発計画を加速化し続けていることは、複数の国連安保理決議に規定されている同国の国際義務の甚だしい違反であり、懸念される。8月5日に、国連安保理決議第2371号(2017)が全会一致で採択されたことにより、国際社会が、平和的解決を達成するための圧力を強化することにおいて、完全に結束していることが証明された。

私は、同地域およびその以遠諸国の外相と定期的に連絡を取り合うつもりだ。EUは、動向の注視を続けながら、主要パートナー諸国との緊密な協議を通し、国連安保理の審議と整合する、さらなる適切な対策・対応を考慮する意向である。これ以上の緊張の悪化を回避するために、そして非核化の枠組み全体のみならず、アジアと世界の安全を脅かしている危機を解決するために、あらゆる外交努力を尽くすべきと考える」

 

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