European Union External Action

ミャンマー情勢に関するEUの声明

Brussels, 08/11/2021 - 11:14, UNIQUE ID: 211108_6
Statements on behalf of the EU

EU News 250/2021

<日本語仮抄訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、EUを代表して以下の声明を発表した。

1年前の2020年11月8日、多数のミャンマー国民は総選挙で投票した。彼らの選択は明確であり、民主主義への願望は明白であった。この総選挙はミャンマーの民主的移行にとって重要な節目であり、全ての独立した国内外の選挙監視団から透明であったと確認された。2021年2月1日の軍事クーデターは、民意にあからさまに反して強制的に文民政権を転覆させ、人道的、社会的、経済的、人権的に悲惨な結果をもたらした。『暫定政府』という名目で非常事態を2023年8月まで延長すると発表したことは、決してこの軍事政権に正統性を与えるものではない。EUは、クーデター以来ミャンマー国軍が犯した深刻な人権侵害を強く非難する。

ザガインおよびマグウェー両地方域を含む、同国の中部と北西部での軍事増強と、それによってもたらされた特にチン州における暴力の拡大には、深い懸念を有す。EUは、露骨な人権法・国際法違反である、拷問、性暴力、恣意的拘束および私有財産と宗教施設の破壊を含む、ミャンマー軍によるチン州の民間人と村落に対する攻撃を最も強い表現で非難し、正義と説明責任を求める。EUは、全ての敵対行為とここ数日来見受けられる過度な力の行使の即時停止を再び求める。軍事当局は、全土において、全ての避難民や困窮する人々への迅速で安全かつ妨げられない人道的アクセスを確保しなければならない。EUは引き続き、人道・中立・公平・独立の原則に則った人道援助を提供するとともに、今般の紛争、食糧不足および新型コロナウイルス感染症がミャンマー国民に与える複合的影響を深く憂慮している。

ミャンマー国軍が主導する暴力の拡大はまた、4月の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で示された『5項目の原則』の約束にも反している。EUは引き続き、同原則の即時かつ完全な履行を求める。EUはさらに、ウィン・ミン大統領とアウン・サン・スー・チー国家最高顧問を含む、クーデターに絡んで恣意的に拘束された全ての人々の即時かつ無条件の解放を求める」

 

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