Gulf Cooperation Council (GCC)

「ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー」に寄せるモゲリーニEU上級代表の声明

Brussels, 02/11/2017 - 06:00, UNIQUE ID: 171031_5
Statements on behalf of the EU

EU News 231/2017

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、EUを代表して以下の声明を発表した。

「ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デーに際し、EUは、しばしば自らを脅迫、暴力および死の危険にさらしながらも権力の乱用を暴露し、汚職や人権侵害に光を当て、一般的に受け入れられている意見に疑問を呈するジャーナリストの仕事を称賛したい。独立した自由なメディアは、参加型の多元的な民主主義の基礎をなし、自らの行動に対し政府に責任を負わせる手段でもある。

ジャーナリストへの攻撃は、民主主義と多元的社会に対する攻撃である。われわれが情報を得ることには、代価が払われている。ジャーナリストは今なお、これは武装紛争の最中のみならず、平和時においても、ほんの数週間前に悲しくも目の当たりにした通り、EU域内でも迫害、拘束、場合によっては殺害さえされている。ジャーナリストやメディア関係者に対する暴力は、被害者への攻撃であるのみならず、市民がオンラインでもオフラインでも、あらゆる情報や考えを入手する能力を制限する。

EUは引き続き、ジャーナリズムの質、公的情報へのアクセスおよび表現の自由を向上させるために、全ての適切な対外政策手段や資金的措置を使用する。EUは、「欧州報道の自由センター(ECPMF)」の主要資金提供者であり、「人権活動家支援プログラム」を通じた的を絞った保護を提供している。

われわれは、ジャーナリストやメディア関係者に対する殺害、暴力行為、脅迫および嫌がらせ行為を最も強い表現で非難する。情報源が政府、司法、宗教、経済または犯罪など、いずれの関係者であるかにかかわらず、国家当局がその国際的義務に従い、ジャーナリストを脅迫、脅しおよび暴力から守ることを期待する。ジャーナリストに対する不法殺害、虐待、脅迫および攻撃の疑念は、加害者が国家関係者・非国家関係者にかかわらず、そのような犯罪の加害者を起訴し、裁判にかけることを目的に速やかに効果的かつ独立した形で捜査されるべきである。これらの犯罪に対し、いかなる形での不処罰は、民主主義および表現の自由などの基本権への打撃である」

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