ミャンマー情勢に関するEUの声明

06.12.2021

EU News 270/2021

<日本語仮抄訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、EUを代表して以下の声明を発表した。

「本日、ミャンマーにおいてウィン・ミン大統領、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問とミョー・アウン市長に対し禁錮刑が言い渡された。彼らの裁判は政治的に動機づけられたものであった。これは、ミャンマーにおける法の支配の解体へのさらなる一歩であり、また人権の露骨な侵害を意味する。

欧州連合(EU)は、今回の政治的動機付けによる判決を強く非難する。これは、202121日の軍事クーデター以降のミャンマーの民主化における新たな大きな後退である。

一連の動きは、アウン・サン・スー・チー氏および国民民主連盟を含めた、民主的に選出されたリーダーを、東南アジア諸国連合(ASEAN)の5項目の原則』により呼びかけられた包括的な対話から明らかに除外しようとする試みである。EUは、国連事務総長特使と緊密に協力しつつ、ASEANおよびASEAN議長特使が継続して行っている働きかけを全面的に支持することを、あらためて表明する」

 

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