British Antarctic Territory and the EU

国際民主主義デーに寄せるモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表の声明

Brussels, 26/09/2017 - 15:10, UNIQUE ID: 170915_43
Statements by the HR/VP

EU News 189/2017

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、9月15日の「国際民主主義デー」に、以下の声明を発表した。

「本日は国際民主主義デーである。EUとその加盟国にとって、今日は60年以上にわたり、民主主義の原則、基本的権利・自由および法の支配に基いて平和・安定・連帯・経済発展が続いてきたことを祝す機会である。また、われわれはこれを誇りに思っている。

同時に、民主主義は継続的なプロセスであり、大切に育まれなければならない。われわれの民主主義は常に完璧であるとは限らない。しかし、これこそが民主主義の本質である。すなわち、その欠点を承知し、決定的には達成できないことに気付き、そのために絶えず保護し、疑いのまなざしで油断なく監視をしなければならない。われわれは、引き続き民主的ガバナンスを向上させ、全ての市民の関与の下、ボトムアップでそれを築かなければならない。そのような取り組みを通じて初めて、世界的な出来事や制度的不確実性によって、自由で開かれた場としてのEUの展望が試されている今日の課題に立ち向かうことができる。

EUは引き続き、近隣地域とそれ以遠の世界各地における民主的改革を、各国政府や市民社会と、真に開かれたパートナーシップを通じて、進める決意である。EUは、選挙監視団の派遣に毎年4,500万ユーロの予算を組み、過去3年間に39カ国で1億8,000万ユーロ以上を選挙支援プロジェクトに拠出してきた。昨年以来今日までに、EUは欧州安全保障協力機構地域以外の全ての大陸において、10の選挙監視団と18の選挙専門家派遣団を送ってきた。

民主主義への支援は、EU自身とその市民の安全への投資でもある。外務・安全保障政策に関するEUグローバル戦略をもって、われわれは民主主義の力と価値を通じてルールに基く世界秩序を維持するという『欧州の道』への投資を確認した。

民主主義は、全世界における平和、社会的正義および人間の尊厳の尊重の追求と深く関わっている。EUは今後も、域内外において民主主義的原則の促進を継続していく。EUの創設者たちの取り組みを欧州のために継続するには、このような術しかない」

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