<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)理事会は、「2020年〜2024年人権と民主主義に関するEU行動計画」に関する結論を採択した。同計画は、全ての域外国との関係において、この分野におけるEUの野心の度合いと優先事項を示している。
この行動計画をもってEU理事会は、万民のために普遍的価値をさらに進めるとのEUの強い決意を再確認する。
本日の採択された結論は、大躍進が見られた部分もある一方で、人権の普遍性と不可分性に対する抵抗があったことも認めている。今般の新型コロナウイルス感染症のパンデミックとその社会経済的影響は、あらゆる人権、民主主義および法の支配にますます悪影響を及ぼし、パンデミック以前からの不平等を深め、弱い立場の人々への圧力を増加させている。
誰一人として取り残されることがあってはならず、いかなる人権も無視されてはならない。この目的に向け、EUとその加盟国は、全ての対外行動分野において、人権と民主主義の分野でのEUの国際的リーダーシップに焦点を当て、それをさらに強化するために、有する全ての手段を活用していく。
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