EU、世界的変革に向け、欧米が新たに取り組むべき課題を提示
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会と欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表は本日、新たな将来を考慮した欧米が取り組むべきアジェンダに関する提案を行った。この数年、欧米関係は地政学的な勢力の変化、二者間関係の緊張および一国主義的傾向によって試されてきたが、ジョー・バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領の勝利は、より積極的で能力を出せるEUと新たな地政学的・経済的現実とを併せ、両者の共通の価値、利益および国際的影響力に基づいた、地球規模の協力に向けた新たな欧米間の課題作りにおいて一世代に一度の機会を提供している。
原則に基づくパートナーシップ
新たな未来志向の欧米の国際協力における課題に関するEUの提案は、国際的リーダーシップが必要な分野を反映し、より強力な多国間的行動と機関・共通利益の追求・集団的力の活用・共通の価値を尊重する解決策の発見という、最も重要な原則を中心に据えている。
この新たなアジェンダは4分野にわたり、主要な課題に取り組むとともに好機を捉えるため、欧米間の最初の行程表となる、共同行動に向けた第一歩を明示している。
- より健康な世界に向けた協力：新型コロナウイルス感染症とその先
- われわれの地球と繁栄を守るための協力
- 技術、貿易、基準における協力
- より安全でより豊かな、より民主的な世界に向けた協力
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