EU Liaison Office in Turkmenistan

2019年国際女性デーに寄せる欧州委員会の声明

Brussels, 07/03/2019 - 11:59, UNIQUE ID: 190307_6
Joint Statements

EU News 34/2019

<日本語仮訳>

「平等は欧州連合(EU)の中核的価値の一つであり、われわれはそれを確立し、維持するために闘い続ける決意だ。男女間の平等も例外ではない。

欧州は世界で女性や女児にとって、最も安全で平等な場所の一つである。EUでは、仕事に就いている女性の数は歴史的に高い水準に達している。今日では、女性はますます権限のある地位に就いている。これについては、誇りを持っていいだろう。

しかし、だからといってわれわれが目的を完全に達したとか、これらの成果が当然だと思っていいわけではない。欧州でも、多くの女性は日々の暮らしの中で虐待や嫌がらせ、より低い賃金、より少ない仕事やキャリア上の機会など、課題や不平等、脅しに直面している。これは許されることではない。

特に懸念すべきは、とりわけインターネット上の、また公の場においても、性差別的なヘイトスピーチが矮小化されてきていることだ。言葉は重要であり、行動に繋がることがある。不平等な扱い、場合によっては身体的暴力にも繋がる第一歩となりうる。われわれは、全てのEU加盟国に対し、女性に対するヘイトスピーチやあらゆる形の暴力や差別を一切容認しないよう要請する。

残された不平等の多くは、職場での女性の境遇に関するものだ。EUの新たなワークライフバランスに関するルールは、家庭に対し仕事と私生活をどのように確立していくかについて真の選択肢を与えることで、より多くの女性の就労に貢献する。また働く男女に子どもや親族の世話をする義務を同等の立場で分担する機会を開く。これにより、女性が自分の教育と志のレベルを反映するような仕事を探す機会が増える。この潜在力を解き放つことは、経済を刺激するためにわれわれが提供できる最良の景気対策となろう。

政治の分野では、女性代表者は依然不足している。来る欧州議会選挙では、EU全域においてより多くの女性が投票するだけでなく、立候補しかつ当選することを期待したい。欧州委員会はまた、同委員会の委員を含め、全てのEU機関の最高レベルにおいて女性が増えるよう呼びかける。現在の欧州委員会は、9人の女性委員を抱え、管理職の40%近くは女性であり、模範を示して先頭に立っている。

男女平等はまた、われわれの世界各地のパートナー国との継続的関与の中核にも置かれている。EUは、国連の持続可能な開発目標の実施の一環として、自身の対外行動のさまざまな分野において、男女平等に向けた取り組みを加速化させようとしている。世界各地でEUは、例えば国連と共同で取り組む地球規模の『スポットライト・イニシアティブ』などを通じて、戦火、貧困もしくは住まいを追われるなどの影響を受けた者を含む、女性や女児に対する全ての暴力と闘うための行動を実行するとの強い決意を有し続ける。われわれは、全ての女性と女児に保健医療サービス、教育および経済的エンパワーメントへの平等なアクセスと、自らの未来を築くための機会を提供する決意である。われわれは、これまで成し遂げられた進歩が後退しないよう、EU域内外の全ての人々の真の平等のために、闘いを止めることは決してない」

 

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