Delegation of the European Union to Tunisia

ボレルEU上級代表とブリンケン米国国務長官の会合を受けた共同声明

Brussels, 24/03/2021 - 19:45, UNIQUE ID: 210324_15
Joint Press Releases

EU News 82/2021

<日本語仮抄訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表とアントニー・J・ブリンケン米国国務長官は3月24日、ブリュッセルで会合し、EUと米国の関係の強化や、優先されるべき外交政策、安全保障および経済問題への対応の調整に向けた方法について協議した。両者はまた、国際的気候危機への対処、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの終息、持続可能な経済回復の促進および多国間枠組み内などでの民主主義の価値や基本的自由の擁護を含む、グローバルな課題について協力することも約束した。

今回の会合で両者は、関連する課題や機会の全てを話し合う場として、中国に関する欧米対話を再開することを決めた。両者は、中国との関係は多面的で、協力、競争および制度的対抗の要素を含んでいるとの理解を共有していることを確認した。両者はまた、経済問題を含む相互主義、レジリエンス、人権、安全保障、多国間主義および気候変動など中国と建設的に関与すべき分野といったテーマについて、高官や専門家レベルでの対話枠組みでの会合を継続することも決定した。

ボレル上級代表とブリンケン長官は、信頼できる多党制による民主主義体制、人権の保護および国際法の順守がインド太平洋地域の安定と繁栄を支えていることを確認した。両者は、安全で持続可能な自由で開かれた海上供給航路やサプライチェーンを促進するために協力し、利益や手法が合致するところでは志を同じくするパートナーとの協力を深めることを目指す。

両者はまた、気候行動に関する欧米パートナーシップや、世界が2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする軌道に乗るよう、国際的野心を引き上げるために協力することも協議した。

EUと米国は、安全かつ効果のあるワクチンの国際的供給、人道上の影響および世界健康安全保障の促進を通じた取り組みを含む将来のパンデミックに対する準備体制の構築など、新型コロナウイルス感染症のパンデミックがもたらすグローバルな課題に共同で対応するため、世界保健機関(WHO)や「COVAXファシリティ」など多国間体制の場において協力していく。

 

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