Delegation of the European Union to Tunisia

OPCWの第1回報告書の公表に関するボレルEU上級代表の声明

ブリュッセル, 09/04/2020 - 02:32, UNIQUE ID: 200410_73
Press releases

EU News 95/2020

<日本語仮抄訳>
化学兵器禁止機関(OPCW)調査・特定班の第1回報告書の公表に関して、ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、EUを代表して以下の声明を発表した。
「EUは、2020年4月8日、調査・特定班によるOPCW執行理事会および国連事務総長への第1回報告書が発表されたことを歓迎する。われわれは、同報告書の調査結果を全面的に支持し、大きな懸念をもってその結論に留意する。EUは、同報告書の結論に示された、シリア・アラブ共和国空軍による化学兵器の使用を強く非難する。化学兵器の使用の責任者として特定された者は、こうした非難すべき行為に対する説明責任を果たさなければならない。
説明責任は、化学兵器の再出現を防止するには不可欠である。化学兵器の使用は、使用者が国家・非国家主体のいずれであるかを問わず、いかなる場所、時および状況においても国際法違反であり、また戦争犯罪や人道に対する罪という最も深刻な国際犯罪に相当する場合がある。
こうした恐ろしい行為が不処罰となることは、容認できない。同報告書を十分に検討し、適切な措置を講じることは、今や国際社会に委ねられている。EUは、『化学兵器使用不処罰に反対する国際パートナーシップ』への自らのコミットメントに沿って、今回の化学兵器禁止条約の基本原則に対する明らかな違反に対して、締約国が可能な限り強い対応を取ることを徹底する決意である。
EUは、これまで化学兵器の開発と使用に関与したシリア政府高官や科学者に対して制限的措置を科してきているが、必要に応じてさらなる措置の導入を検討する用意がある」
 

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