最新のチリ情勢を受けたEU報道官の声明

30.10.2019

EU News 194/2019

<日本語仮訳>

 

「欧州連合(EU)は、ここのところチリで起きているデモの意義と、同国国民の正当な要望を認識すると同時に、社会改革や政府内の変革に関する同国大統領の決定および国連気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)とアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の中止について留意する。

 

われわれは、人命の喪失を非難し、いかなる暴力にも反対する。人権はいかなる状況においても尊重されるべきで、どのような人権侵害も適法に調査されるべきである。この文脈において、チリ政府が国連人権高等弁務官事務所や他の人権団体の国内在中を求めたことは重要だ。

 

非常事態宣言の解除と、全てのチリ国民と幅広い対話を開始するとの政府の姿勢は、国民の期待に効果的に応えることを促す一助となろう。

同国の長年のパートナーおよび友人としてEUは、より持続可能で公正な、排他的でない発展を熱望するチリ国民を支援する用意がある」

 

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