Delegation of the European Union to Swaziland

2017年12月10日の世界人権デーに寄せたモゲリーニ上級代表の声明

Brussels, 10/12/2017 - 13:57, UNIQUE ID: 171208_31
Statements on behalf of the EU

EU News 265/2017

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、世界人権デーに際し、EUを代表して以下の声明を発表した。

「欧州に痛ましい分断と、その多くの国々に占領をもたらした、破壊的な第二次世界大戦が終った後の1948年、国際社会は人権を定義し、推進し、保護することを誓った。毎年12月10日にその採択を祝賀する世界人権宣言には、このような共通の原則がうたわれており、世界の発展に大きな影響を与え続けてきた。しかし、70年近くが経過した今なお、世界は、それらの公約の全面的遵守には程遠い状況にあり、この観点において、全ての国々が、より多くを実行に移すべきであるとの認識を新たにする。

1948年12月10日、世界人権宣言が国連総会において、一切の反対なく採択された。本年の世界人権デーを皮切りに、2018年に迎える70周年を祝う行事が、一年を通して展開されることになる。この準備をしている今も、権利と自由が傷つけられるのみならず、世界の多くの国において市民社会の居場所が縮小し続けている。

EUにおいては、その創設時から、人権の保護を共通の域内および域外政策のみならず、EUそのものの礎に据えていた。われわれは、あらゆる人権は普遍的で不可分かつ相互に依存するものであり、市民、政治、経済、社会、文化にかかる権利の間に差異はないと考える。EUは、域内であれ域外であれ、人権について侵害や疑義が生ずるたびに、引き続きその普遍性の保護と推進へのコミットメントを新たにしていく。

世界の多くの国において、人権擁護活動家がますます大きな圧力や脅威に晒されている中、EUは、日々人権のために立ち上がり、活動を続ける人々を支え続ける。その活動をたたえ、今後も積極的に支援する。人権の完全なる尊重は、社会が民主的かつ強靭であるための、持続的開発、安全、永続的平和のための必要条件だ。

EUは、国際連合から国際刑事裁判所、そして欧州評議会などの地域的機関に至る、人権の推進と保護の支柱としての多国間制度を、今後も強力に支持する。当該制度の効力と最高水準の保全を担保することが、われわれに共通する責任と考える。

2017年世界人権デーを迎える今日、EUとその加盟国は、国連、その他の幾多の機関と共に、人権のために立ち上がることを、各国にそして各人に呼び掛けたい。EU加盟国が、EU機関が、スタブロス・ランブリニディスEU人権問題特別代表が、EU代表部が、こぞって世界人権デーを祝う。われわれは、人権の擁護と、人権擁護ために奮闘する人々の支援を、継続する」

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