Delegation of the European Union to the Republic of Moldova

サウジアラビアでの死刑執行に関するEU報道官の声明

Brussels, 24/04/2019 - 13:04, UNIQUE ID: 190424_6
Statements by the Spokesperson

EU News 77/2019

<日本語仮訳>

「サウジアラビア王国は昨日、国内の複数の都市で同時に37人に対し死刑を執行した。これは、2016年以降、サウジアラビアで同日に行われた最多の執行数であり、世界中で高まりつつある死刑廃止への潮流と全く対照的な、同国の後ろ向きな傾向を裏打ちするものだ。

この集団処刑は、司法の国際的な基本的最低基準である、公正な裁判を受ける権利の尊重について、重大な懸念をもたらす。犯したとされる罪の犯行時に未成年だった人々への処刑は、さらに深刻な違反行為だ。この上、刑に処せられた多くの人の身元と、何人かの罪の重大性への疑義は、既に同国の周辺地域に広まっている宗派間の緊張を高める可能性がある。

EUは、いかなる場合においても、また例外なく、明確に極刑に反対している。それは抑止力とならない、残酷かつ非人間的な刑罰であり、受け入れがたい人間の尊厳と品位の否定を意味する。EUは今後も死刑存置国において、死刑に反対する自身の原則に基づく立場を一貫して表明し続け、その廃止を主張していく」

 

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