駐日欧州連合代表部

EUと25カ国、北極に関する科学協力強化に向けた共同声明に署名

Brussels, 10/05/2021 - 10:21, UNIQUE ID: 210511_1
Press releases

EU News 115/2021

<日本語仮抄訳>

マリヤ・ガブリエル欧州委員会イノベーション・研究・文化・教育・青少年担当委員は9日、25カ国の大臣と共に「第3回北極科学大臣会合」の共同声明に署名した。「持続可能な北極のための知識」と題された「第3回北極科学大臣会合(ASM3)」は、日本とアイスランド両政府の共催で5月8日・9日に東京およびオンラインで開催された。ガブリエル欧州委員は、共同声明にEUを代表して署名した。3回目の開催となった本会合は、北極に関する科学におけるEUの主導的な役割を確認・強化する場となった。

北極科学大臣会合は、同地域の研究に関心を有する国々によって2年ごとに開催される政府間のイベントである。その目的は、北極に関する観測・研究を調整し、北極圏内外の国々のほか、先住民も関与する包摂的なプロセスで北極科学協力を強化することにある。共同声明では、署名者たちは国際協力を通じて対応すべき以下の最も喫緊の行動を示している。

  • 観測:観測ネットワークの実施とデータの共有
  • 理解:北極の環境・社会システムに起こる変化の国際的影響のため、これらシステムに対する理解・予測能力を強化
  • 対応:持続可能な開発の運用化、脆弱性や強靭性の評価、知見の活用
  • 強化:能力構築、教育、ネットワーク形成および強靭性を通じた次世代の準備

共同声明にはオーストリア、ベルギー、カナダ、中国、デンマーク、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、アイスランド、インド、イタリア、日本、韓国、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、米国の25カ国の研究担当大臣が署名した。

会期中、各国大臣のほかに、北極圏先住民の6団体(アリュート国際協会、北極圏アサバスカ評議会、グイッチン国際評議会、イヌイット極域評議会、ロシア北方民族協会、サーミ評議会)の代表者も会合に参加した。

 

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