駐日欧州連合代表部

EU、「チーム・ヨーロッパ」として2020年にODAを増額、引き続き世界最大の援助提供者に

Brussels, 13/04/2021 - 12:00, UNIQUE ID: 210414_1
Press releases

EU News 97/2021

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)とその27加盟国などで構成する「チーム・ヨーロッパ」は2020年、パートナー国に対する政府開発援助(ODA)を668億ユーロに大幅に増額した。経済協力開発機構・開発援助委員会(OECD-DAC)が本日発表した速報値によれば、これは2019年比で15%の名目増かつEU全体の国民総所得(GNI)の0.50%(2019年の0.41%から増加)に相当する。これによりEUは、EUおよび他のDACの援助提供者の国際支援総額の46%を提供する、世界最大の援助提供者としての地位を確認し、2030年までにEU全体のGNIの0.7%以上をODAに充てるとの公約に対し大きく前進した。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックに対してEUとその加盟国は、欧州の金融機関や欧州投資銀行、欧州復興開発銀行と併せ、「チーム・ヨーロッパ」として資金を集約し、2020年にはパートナー国への支援として400億ユーロ以上を動員した。この額の65%は、保健・飲料水・公衆衛生・栄養に関する各システムのほか、パンデミックの社会経済的影響への対応など差し迫った人道的ニーズを支援するため、既に2020年に拠出された。新型コロナ危機は前例がないため、多くの途上国の財政や債務の持続可能性に対し大きな負荷となっており、彼らが国連の持続可能な開発目標(SDGs)を達成する能力に影響している。このため、2020年5月に欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、グリーンでデジタルな公正かつ回復力のある復興のため、債務救済と投資をSDGsと結びつける「グローバル復興イニシアティブ」の創設を呼び掛けた。同イニシアティブは、パートナー国の債務の持続可能性を強化しつつ、グリーンでデジタルな変革・社会的包摂・人の開発を支えるような政策選択に移行することを目指している。

 

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