<日本語仮抄訳>
欧州委員会は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック、自然災害および人間が引き起こした紛争の結果による影響を受けている人々を支援すべく、フィリピン、ネパールおよび東南アジアの諸国に対し、総額810万ユーロの人道援助を提供する。今般の支援パッケージの資金は、フィリピン(251万ユーロ)、ネパール(200万ユーロ)および東南アジア地域(350万ユーロ)の人道的・防災プロジェクトに充てられる。
自然災害の頻度が増す中で、世界で最もその被害を受ける地域の一つである東南アジアでは、支援は主に都市部の防災・災害対応の強化に焦点を当てる。援助はまた、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに対応している人道支援組織の支援にも支給される。
フィリピンは食料安全保障の強化、飲料水や衛生サービスへのアクセス、および住まいを失った人々の保護・教育・避難所に向けた資金を得る。その資金の一部はまた、自然災害における緊急時の備えにも支給される。ネパール向けの支援は、専ら災害への準備に向けた取り組みに焦点を当てる。
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