駐日欧州連合代表部

欧州委員会、未来のエネルギーシステムとクリーンな水素の活用に関する戦略を発表

Brussels, 08/07/2020 - 12:00, UNIQUE ID: 200709_8
Press releases

EU News 183/2020

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)が、2050年までに域内の温室効果ガス排出を実質ゼロにするには、総排出量の75%を占めるエネルギーシステムの変革が必要だ。本日採択された、「エネルギーシステム統合戦略」と「水素戦略」は、よりきれいな地球とより強力な経済という2つの目標によって突き動かされ、より効率的で相互接続されたエネルギー部門への道筋を示す。

この2つの戦略は、欧州委員会の新型コロナウイルス感染症危機からの復興を目指す「次世代EU」包括提案と欧州グリーンディールに沿った、クリーンエネルギー投資に関する新たな計画を示している。これらによって想定される投資は、新型コロナウイルス危機からの経済復興を刺激する可能性がある。また、欧州で雇用を創出し、欧州のレジリエンスに不可欠な戦略的産業での指導力と競争力を高める。

エネルギーシステム統合

EUエネルギーシステム統合戦略は、グリーンエネルギーへの転換のための枠組みを提供する。運輸、産業、ガス、建物によるエネルギー消費が、それぞれ異なるバリューチェーン、ルール、インフラ、計画および運用で行われる縦割り型の手法を用いている現行のモデルでは、費用効率の高い方法で2050年までに排出実質ゼロを達成できず、革新的ソリューションの変化しつつあるコストは、われわれのエネルギーシステムの運用方法の中に統合されなければならない。部門間の新しいつながりを作り出し、技術的進歩を活用する必要がある。

水素戦略

統合されたエネルギーシステムの中では、水素は欧州全域で産業、運輸、発電および建物の脱炭素化を支えることが可能になる。EU水素戦略は、この可能性をいかに投資、規制、市場創出、および研究とイノベーションを通して現実のものにするかを示している。

 

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