駐日欧州連合代表部

EU主催の「新型コロナウイルス・グローバル対応」誓約会合、74億ユーロを確保

Brussels, 04/05/2020 - 12:00, UNIQUE ID: 200507_1
Press releases

EU News 115/2020

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、「新型コロナウイルス・グローバル対応」と銘打った資金拠出誓約会合を通して、世界中の資金提供者から80億米ドルに相当する74億ユーロを提供するとの誓約を受け付けた。これには欧州委員会自らが誓約した14億ユーロも含まれる。この結果は、当初目標であった75億ユーロに迫るものであり、本日開始された国際的な誓約キャンペーンの確固たる出発点となった。目標は、新型コロナウイルス感染症に対する診断・治療薬・ワクチンの開発に向けた連携と、万人への提供を確保するために相当な資金を集めることである。

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、「本日、世界は公益のために並外れた連帯を示した。各国政府や保健に関する国際的機関は、新型コロナウイルスに対抗すべく、力を合わせた。このような決意のおかげで、われわれは全ての人々のためのワクチンの開発・生産・展開に向けた軌道に乗った。しかしながら、これは始まりでしかない。この努力を維持し、さらなる資金を提供する用意がなければならない。誓約マラソンは続く。希望と決意の国際的動員のため、政府の次は世界各地の市民社会や個人が参加する必要がある」と述べた。

今回の資金誓約会合は、欧州連合(EU)、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア(次期G20議長国)、日本、サウジアラビア(本年のG20議長国)、ノルウェー、スペインおよび英国が共同で招集した。この取り組みは、世界保健機関(WHO)といくつかの保健分野の関係者が、新型コロナウイルス対策に欠くことのできない新たな医療技術の開発と生産の加速化とその世界中での公平なアクセスを求めたことに呼応するものだ。新型コロナウイルス・グローバル対応イニシアチブは、医療システムの強化に裏打ちされた、検査・治療・防止という3つの連携で構成される。

本日の成果は驚くべきものであるが、さらなる資源を動員するためのプロセスの始まりでもある。新型コロナウイルスに関する医療技術の生産・調達・配布において相当な費用がかかるため、当初目標の75億ユーロではその世界的配布を確保するには不十分である。

 

 

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