駐日欧州連合代表部

ボレルEU上級代表のイラン公式訪問を受けた報道発表

Brussels, 04/02/2020 - 18:22, UNIQUE ID: 200204_21
Press releases

EU News 27/2020

<日本語仮抄訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、202023日~4日にイラン・イスラム共和国への初の公式訪問を行い、同国のハッサン・ロウハ二大統領、ジャヴァード・ザリーフ外務大臣およびアリー・ラリジャニ国会議長と会合した。

会合の中で、ボレル上級代表は、EU外務理事会からの負託を受けて、中東地域の緊張緩和と安定化に向けたEUの取り組みを推進する決意を強調した。「われわれは、災害対応や国境を越えた環境・海洋問題などの分野において、全ての関係者間の信頼と地域間の協力を強化する手段を模索する必要がある」と述べ、「わたしは、相互理解を深めるため、全ての関係者と連絡を取り続ける」と強調した。
 
ボレル上級代表は、イラン訪問の前にヨルダンへの公式訪問を行い、またこれらの問題について先般サウジアラビアの外務大臣、アラブ首長国連邦の外務大臣およびイラクの大統領と連絡を取った。さらに今週中に訪米し、ポンペオ国務長官をはじめ同国の高官と会談を行う予定である。
 
テヘランで行われたイラン側との会合でボレル上級代表は、イランの核合意「包括的共同行動計画(JCPOA)」の状況についても議論し、全ての関係者によるJCPOAの全面的な実施の必要性を強調した。上級代表は「JCPOAの調整役として、地域および世界の安全保障にとって重要な核合意を守るために全力を尽くす覚悟である。われわれは、事態の進展に向けて、核合意の全ての参加者と引き続き協力している。また、イランが核合意の完全な順守に復帰することを求める。しかし、イランは、制裁の解除により経済的な恩恵を受けられるようになる必要がある」と述べた。またボレル上級代表は、イランの核合意の監視において、国際原子力機関が重要な役割を担っていることを力説した。

 

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