駐日欧州連合代表部

2020年1月10 日の外務理事会の主な結論

Brussels, 10/01/2020 - 18:00, UNIQUE ID: 200114_1
Press releases

EU News 7/2020

<日本語仮訳>

現在の情勢

欧州連合(EU)外務理事会は、トリポリ周辺の軍事的な激化をはじめとする、リビアの最新の情勢について議論し、また会合に合わせて、ガッサン・サラメ国連事務総長特別代表兼国連リビア支援団(UNSMIL)団長より状況の説明を受けた。

EU加盟各国の外務大臣は、現在の危機が収拾不能になるのを避けるため、EU が積極的に関与する必要性について意見が一致したことを表明し、またベルリン・プロセスおよび国連主導の仲裁の枠組みの中で政治的な解決を図る目的で、全ての関係者と接触する権限をジョセップ・ボレルEU 外務・安全保障政策上級代表に与えた。

最近のイラク情勢

外務理事会は、北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ事務総長との非公式な意見交換を通じてなど、最新のイラク情勢について説明を受けた。

EU加盟各国の外務大臣は、イラクおよび中東地域における最近の緊張の高まりや安全保障に関わる主要な事件の影響を評価し、またこうした最近の情勢がダーシュ(「イラク・レバントのイスラム国」=ISIL)との戦いを展開している国際有志連合に与える影響について議論した。

外務理事会は、即時の緊張緩和と最大限の自制を呼びかけた。またダーシュとの戦いを展開している有志連合軍に対するあらゆる攻撃を非難し、ダーシュとの戦いは引き続きEUの優先課題であることをあらためて表明した。

EU加盟各国の外務大臣は、イラクの安定と復興、および世界の核不拡散体制の重要な要素である包括的共同行動計画(JCPoA)の維持を引き続き支持することを強調した。同時に、イランがJCPoA の完全な順守に速やかに復帰することを求めた。

最後に、外務理事会は、同地域の緊張緩和への貢献、政治的な対話の支持、地域間の政治的な解決の促進に向けて、全ての関係者と外交的な努力を行う権限をEU 上級代表に与えた。

 

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