駐日欧州連合代表部

EU理事会、著作権法をデジタル時代に適したものに改正

Brussels, 15/04/2019 - 10:35, UNIQUE ID: 190416_1
Press releases

EU News 70/2019

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)は、今日のデジタル環境の目的に適合させるために、著作権法制を改正する。EU理事会は本日、真のデジタル単一市場への道筋をつけるべく、既存のEU著作権法を近代化する指令を採択した。この新しい法制は、作家やアーチストに十分な保護を確保する一方で、EU全域を通じてインターネット上の著作権が保護されたコンテンツへのアクセスと共有の新たな可能性を開く。

本日の指令は、以下の3つに分類される複数の問題に対応する。

A)デジタルもしくは越境環境における著作権の例外や制限の適用
同指令は、文書やデータのマイニング、ネット上の教育活動および文化遺産の保全とネットを通じた拡散を目的とした場合の著作権例外義務を導入した

B)クリエイティブコンテンツへのアクセス拡大を確保するための許諾行為の改善
当該指令は、以下を円滑にするための調和されたルールを提供している

  • 商業化が終了した作品の活用
  • 効力が拡大された集中許諾の発行
  • ビデオオンデマンドを提供するプラットフォームでの映画の著作権の許可

C)適切に機能する著作権市場の確立
当該指令は、ニュース発行者に対し、彼らが発表した内容のインターネット上の利用に対し、新たな権利を導入する。発行物に盛り込まれた作品の制作者・著者は、この新しい権利によって発行者が得られる収益の一部を得る権利を持つ。

 

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