駐日欧州連合代表部

リビア情勢を受けたEUの声明

Brussels, 11/04/2019 - 20:20, UNIQUE ID: 190411_16
Statements on behalf of the EU

EU News 67/2019

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、EUを代表して以下の声明を発表した。

「リビア国民軍(LNA)によるトリポリへの軍事攻撃と、それに続く同市とその近郊における衝突の激化は、移民や難民を含む一般市民を脅かし、国連主導の政治的プロセスを妨害しており、このことは同国とその周辺地域にテロの脅威を含む、深刻な結果をもたらす恐れがある。

EUとその加盟国は全ての関係者に対し、あらゆる軍事行動を即座に停止するよう要請する。LNAと、トリポリとその近郊に進行してきた全ての軍事勢力は撤収し、国連が求めた人道上の停戦を順守すべきである。EUは、今般の対立に絡む全ての関係者に対し、国際人道法を含む国際法を順守する必要があること、またそれに違反する者はその責任を負うことを想起するよう呼びかける。

EUとその加盟国は、国際的および地域のパートナーに対し、その影響力を行使し、この衝突に関係する者に対し、今般の危機には軍事的解決はありえず、政治的な解決しかありえないとの明確なメッセージを送るよう要請する。扇動的な発言も控えるべきだ。

この衝突に、テロリストや犯罪組織――国連安全保障理事会のリストに掲載されている個人を含む――の関与があることに懸念を表明する。リビアの関係者に対し、これらの者との関係を公に、かつ現場レベルでも絶つよう要請する。

全ての関係者に対し、遅滞なく政治対話を再開し、排他的でない政治的解決に向けた国連主導のプロセスへの関与を続けるよう、強く求める。また、ガッサン・サラメ国連事務総長特別代表の取り組みを引き続き支持する」

 

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