駐日欧州連合代表部

欧州委員会、「合意なき」英国脱退へのEU側の準備状況を確認し、実際的指針を発表

Brussels, 10/04/2019 - 12:15, UNIQUE ID: 190411_1
Press releases

EU News 63/2019

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は、英国を除く欧州連合(EU)加盟国が参加する欧州理事会が本日会合するのを前に、EUが集中的に進めてきた「合意なき」英国脱退に向けた準備状況を確認し、5つの分野に関し、加盟国に実際的な指針を発出した。

これらの分野には市民の居住や社会保障上の権利、個人情報保護、医薬品と医療機器、刑事問題における警察・司法協力および漁業が含まれる。本日の指針の目的は、英国が4月12日、もしくはそれ以降に合意のないままEUを脱退した場合にEUと各加盟国の不測の事態に対する措置が円滑かつ実用的に実行されることを保障し、そのような「合意なき」脱退段階を通じて連携の取れた対応を維持することにある。「合意なき」脱退は混乱を招き、好ましいものではないが、EU側はそれに向けた準備は万全である。

欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長が2019年4月3日に欧州議会で表明したとおり、もし「合意なき」脱退となった場合、EUが英国との将来関係について協議を開始することを検討する条件として、同国側が分離に関して主に3つの問題に対処することが期待される。この3つは①英国のEU脱退以前に移動の自由の権利を行使した市民の権利の保護と維持、②EU加盟国として英国が約束した経済的義務の尊重および、③ベルファスト合意の精神と条文、アイルランド島の平和および域内市場の一体性を守ることである。

 

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