駐日欧州連合代表部

欧州委員会、AIをめぐる倫理指針策定を進める

Brussels, 08/04/2019 - 12:00, UNIQUE ID: 190409_2
Press releases

EU News 59/2019

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、2018年6月に任命された独立専門家グループの作業を土台に、人工知能(AI)の開発と利用に関する倫理指針が、実際的に実行できるよう、試験段階を開始した。欧州委員会は、産業界、研究機関および公的機関に対し、指針を補完するハイレベル専門家グループが策定した、詳細にわたる評価リストを試すよう、要請した。

本日の計画は、より多くのデータの利用を可能にし、能力を育み、信頼性を確保するために、今後10年で毎年のこの分野への官民投資を最低200億ユーロ増加させることを目的とした、2018年4月のAI戦略の下の成果の一つである。

AIは、医療、エネルギー消費、自動車安全、農業、気候変動および金融リスク管理など、多くの分野で利益となりうる。AIはまた、詐欺やサイバーセキュリティ上の脅威の検出の一助となり、警察など法執行当局がより効率的に犯罪に対処することを可能にする。しかしながら、同時にAIは仕事の将来のあり方に新たな課題をもたらし、法律や倫理上の問題点もある。

これに鑑み、欧州委員会は、信頼できるAIのための主要な条件の設定、ステークホルダーからの意見などを得るための大規模な試験段階の開始および人間を中心としたAIに向けた国際的なコンセンサス作りへの努力という3段階のアプローチを取っていく。

 

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