駐日欧州連合代表部

欧州委員会、外資によるEU直接投資が増加しているとの報告書を発表

Brussels, 13/03/2019 - 12:00, UNIQUE ID: 190314_1
Press releases

EU News 41/2019

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、欧州連合(EU)における外資による直接投資の詳細な概要について発表した。

今般の報告書は、参照された企業レベルのデータの細かさに関しては、前例がない。それによれば、EUにおける主要分野での外国企業による所有の継続的な増加と、中国など新興経済からの投資の伸長が確認された。同報告書は、最近採択されたEUの投資審査枠組みが効果的に実施される必要があることを示している。

域内総資産の35%以上が外資企業の所有となっているEUは、明らかに世界で最も開かれた投資環境を有している。2017年末時点でEU域外の投資家が所有する直接投資の株式は、総額6兆2,950億ユーロに上り、欧州市民に1,600万人分の雇用先を提供した。

米国、カナダ、スイス、ノルウェー、日本およびオーストラリアといった伝統的な投資国が依然、EU経済全体の全分野の全外国投資の80%を占め、優に上位にあり続けているものの、今回の報告書は以下のようないくつかの重要な傾向に留意している。

  • 外資によるEU企業の所有は、この10年で増加している
  • 国有企業による投資は近年伸びている。中国、ロシアおよびアラブ首長国連邦のこのような企業は、2017年にEU域内で2007年比で3倍以上もの買収を行った。
  • 石油精製、医薬品、電子・光学製品および電気機器など、いくつかの主要分野では外資所有は高い
  • 新興経済からの投資が急増している。とりわけ顕著なのが航空機製造や特殊機械分野の中国、医薬品分野のインド
  • 外資所有のEU企業の11%と、EU域内の全外資所有資産の4%が「オフショア投資」の管理下にある。その存在は増している。
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