駐日欧州連合代表部

シリアと周辺地域の将来へのEUの支援は2018年に表明した額を超える

08/03/2019 - 10:00
ニュース

EU News 36/2019

EU exceeds aid pledged in 2018

 

<日本語仮抄訳>

本日発表された報告書によれば、欧州連合(EU)の諸機関と加盟国は、昨年開催された「シリア及び地域の将来の支援に関する第2回ブリュッセル会合」で当初表明した支援額より60%近く多くを拠出した。国際社会全体としては、当初の表明額より40%近く多く拠出した。第3回会合は、3月12日~14日にブリュッセルで開催される。

EUとその加盟国は2018年、総額40億ユーロを拠出した。2018年のレバノン、ヨルダン、トルコおよびシリアへの最大の無償資金提供者はEU諸機関、ドイツおよび英国であり、2018年~2020年の期間の最大有償資金提供者は欧州投資銀行であった。

今般の資金履行報告書は、昨年の第2回ブリュッセル会合で各関係者が拠出を表明した支援に対し、その進捗状況を調べた。

2018年4月24日~25日に開催された第2回会合で国際社会は、2018年のシリアとその周辺地域での人道・安定化・開発活動に対し35億ユーロの資金提供と、2019年~2020年までにさらに29億ユーロの拠出を表明した。また、国際金融機関やドナーは、2018年~2020年の間に172億ユーロ近くの有償資金提供を発表した。

これらの拠出金は、シリア難民と彼らに住む場所を提供している国々の地域社会の人的および人道上のニーズに対応している。

今般の報告書はまた、無償援助の4分の1近くが教育分野に、11%が経済の回復とインフラに、また10%が食糧支援に当てられたとした。

報告書によれば、融資の4分の1以上は運輸と情報通信技術に、そして17%が水と公衆衛生を対象とした。

EUと国連は来週、「シリア及び地域の将来の支援に関する第3回ブリュッセル会合」の共同議長を務める。これらの会合の至上目標は、シリアの人々を支援し、国連安全保障理事会決議第2254号に則り、シリア危機に永続的な政治解決を確立するための努力において、国際社会をさらに動員することにある。