駐日欧州連合代表部

移民・難民問題について、EUは過去4年間の進展を維持する努力が必要と認識

Brussels, 06/03/2019 - 12:50, UNIQUE ID: 190307_1
Press releases

EU News 33/2019

<日本語仮抄訳>

3月の欧州理事会を前に、欧州委員会は本日、移民・難民問題への対処について、過去4年間の進捗状況を確認するとともに、緊急を要する、もしくは将来的に直面するであろう課題に対応するために依然として必要な措置を打ち出した。

第2次世界大戦以降、世界が目の当たりにした最も深刻な難民危機に直面した欧州連合(EU)は、人の国際移動の管理と国境保護において、なんとか大胆な変革をもたらすことができた。EUは何百万人もの人々に保護と支援を提供し、命を救い、密航業者網を解体し、欧州に非正規な形で到着する人の数を過去5年で最低にまで下げた。にもかかわらず、常に変化する地政学的文脈や地球規模の人の国際移動による圧力の着実な高まりに鑑み、EUの移民・難民政策を真に将来的にも有効であるものにするには、まだ取り組みが必要だ。

3年連続で、EUに到着する移民・難民の数は着実に減少しており、現在では2015年のピーク時のわずか10%となっている。2018年には、EUの対外国境で摘発された非正規越境件数は約15万だった。しかしながら、人の国際移動圧力が継続する可能性が高いことを考慮すれば、非正規にEUに到達する人数の減少が将来的に保障されるわけではない。このため、移民・難民の管理と対外国境の保護に対し、包括的な取り組みを推進することは不可欠である。

 

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