駐日欧州連合代表部

駐日欧州連合代表部の科学技術新年会開催 

05/02/2019 - 02:51
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2019年1月24日、駐日欧州連合(EU)代表部は恒例の「科学技術新年会」を開催。この新年会は、その年の日本とEUの研究・イノベーションにおける実りある協力を祈念し、毎年1月に開催されている。本年は日本の政府・研究助成機関・研究機関・学術機関・産業界、およびEU加盟国、EUの研究・イノベーション枠組み計画「ホライズン2020」に参加する関連諸国、欧州の研究機関、さらにはその他日本の主要パートナーなどを代表する約130人の招待客で賑わった。

「科学・イノベーション・デジタル・その他EU政策」部のゲディミナス・ラマナウスカス部長は、2018年中に賜った協力に感謝し、日本とEUの研究・イノベーション協力強化における大きな潜在的メリットを強調するとともに、すでに築かれてきた両者の関係が2019年にさらに緊密なものとなるよう願った。

パトリシア・フロア駐日EU大使は歓迎の挨拶の中で、科学・技術・イノベーションは日本とEUにとって最優先課題の一つであり、日・EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)の下、両者の包括的な戦略的協力関係の中核部分を成す、と強調した。フロア大使はまた、2018年に科学・イノベーション・デジタル分野での主要な一里塚となった次のような事例――京都で開催された「第9回EU-日本科学政策フォーラム」、科学技術振興機構 (JST)とEU(欧州委員会)との間で10月に交わされた「JST及び欧州研究会議間の研究交流に関わる実施取極め」への署名、およびこの署名式にも立ち会ったジャン・エリック・パケ欧州委員会研究・イノベーション総局総局長の来日――を挙げた。さらにフロア大使は、日本の「第6期科学技術基本計画」とEUの「ホライズン・ヨーロッパ」の双方が2021年に開始することに触れ、今が、日本とEUが今後いかに緊密に協力していけるかを共に考える好機だと述べた。

理化学研究所(理研)の松本紘理事長はスピーチの中で、新たに開設した理研のブリュッセル事務所を通じて、欧州のパートナーとの研究協力を強化していく計画について説明。国際研究協力を結集する上でのブリュッセルのますます重要になる"ヨーロッパの中心"としての役割を認めた。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は乾杯の挨拶で、日本とEUの宇宙探査や宇宙研究における協力の重要性を強調。JAXAの2018年の大きな節目となった事例として、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」の打ち上げ成功と、欧州宇宙機関(ESA) との共同プロジェクトである国際水星探査計画「BepiColombo(ベピコロンボ)」ミッションの実施を挙げた。

新年会は、日本の科学研究界との関係強化に対する駐日EU代表部の重要な取り組みの一環であり、主要な関係者に対して過ぎた1年の協力に感謝し、来る年の一層の協力を検討する機会となっている。

24/01/2019


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