駐日欧州連合代表部

第9回EU-日本科学政策フォーラム(2018年10月6日)と第15回 科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(2018年10月7日~9日)開催

11/10/2018 - 11:00
News stories

「第9回EU-日本科学政策フォーラム」が京都にて10月6日に開催された。 このフォーラムは、毎年10月に京都で開催される「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STS Forum)」の前日に政策研究大学院大学 (GRIPS) と駐日EU代表部の共催で催されてきた。

今年のテーマは「イノべーションの推進:日本とEUにおける政策的構想と施策」であり、例年通り、日本と欧州から科学技術政策指導者、科学研究者をはじめ、助成金援助機関、産業界などからも40名を超える登壇者、同じく40名を越えるオブザーバーが出席した。

ヨーロッパの「ホライズン・ヨーロッパ」の観点からと、日本の「第6期科学技術基本計画 (2021年から2025年)」の両観点から今回のフォーラムは今まで以上に重要な時期に開催されたと言える。

パトリシア・フロア駐日欧州連合(EU) 次期大使は開会の挨拶の中で、2018年7月17日に締結された、「日本EU戦略的パートナーシップ協定」、及び「日本EU経済連携協定」のもと、EUと日本の研究イノベーション協力の重要性を説いた。

また、ジャン・エリック・パケ欧州委員会研究イノベーション総局総局長が、現行の研究・イノベーション計画の次の新計画である「ホライズン・ヨーロッパ(2021~2027年)」についての解説をした。

さらに、政策方針発言者として、山脇良雄文部科学審議官、総合科学技術・イノベーション会議 (CSTI)の上山隆大議員、科学技術オプション・アセスメント(STOA)  議長であるエヴァ・カイリ欧州議会議員らが続いた。その他多くの日本とヨーロッパの参加者の間で、科学イノベーションの促進、枠組みの構築展開やその手段について話し合われた。

 

10月7日には、ジャン・エリック・パケ総局長が科学技術大臣円卓会議に出席し、持続可能な開発目標(SDG)についてのEUの推進状況について陳述した。

同日、ジャン・エリック・パケ総局長と、濵口道成国立研究開発法人・科学技術振興機構 (JST) 理事長の両名が、柴山昌彦文部科学大臣、パトリシア・フロア駐日EU次期 大使、ジャン・ピエール・ブルギニョン欧州研究会議 (ERC)の理事長の立会いのもと、JST及び欧州研究会議間の研究交流に関わる実施取極め」に署名した。

この新たな協力枠組みにより、研究者交流の機会を更に広げ、JSTが戦略的に支援する研究者と欧州においてERCの助成を受ける優れた研究者に対し、更なる研究交流の機会が提供されることになる。

詳しくは 以下のサイトで確認できる。 https://erc.europa.eu/news/agreement_JST_Japan

10月7日から9日にかけて、同時期に開催された「第15回STSフォーラム」において、ジャン・エリック・パケ総局長は日本の大臣、審議官、及び複数の助成金援助機関、そして科学技術の要を担う機関と顔を合わせ、ホライズン2020に続く、ホライズン・ヨーロッパの下、日本とEU間の科学技術分野のさらなる協力と絆を深めていくよう話し合った。

Languages:
編集セクション: