駐日欧州連合代表部

ユンカー欧州委員会委員長、2018年一般教書演説で欧州の主権強化を訴える

Brussels, 12/09/2018 - 11:10, UNIQUE ID: 180913_1
Press releases

EU News 207/2018

<日本語仮抄訳>

欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長は本日、本年の「一般教書演説」をフランス・ストラスブールで開催されている欧州議会本会議で行い、この先1年の自身の優先政策を提示し、欧州連合(EU)がいかに昨年の演説のテーマであった「より団結した、より強力でより民主的な連合」となるための動きを続けられるかに関する展望を概説した。

不確実性がさらに増した世界を背景に、欧州が世界情勢を形成する上での役割を果たすためには、自身の主権を強化する必要があると強調した。

ユンカー委員長は、「現在の地政学情勢を見ると、今がまさに欧州の時である。欧州主権の時が到来した。そろそろ、欧州が自身の運命を自らの手で担う時がきた。『団結すれば断固たる態度が取れる』という信念こそが、EUの一部であることの本質的な意味である。必要な時と場面において主権を共有することは、一つひとつの加盟国それぞれをより強くする」と述べた。

ユンカー委員長の演説と併せ、言葉を実行に移すべく、欧州委員会は人の国際移動と国境、安全保障、自由で介入を排除した選挙、EU・アフリカ関係および世界の舞台で活躍するEUに関する、18の具体的な取り組みを採択した。これらの提案は、2019年5月にルーマニア・シビウで開催されるEU首脳会議と同月の欧州議会選挙までに欧州市民に前向きな成果をもたらす一助となる。

 

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