駐日欧州連合代表部

モゲリーニEU上級代表、イラン核合意に関する合同委員会の議長を務める

07/07/2018 - 11:51
ニュース

EU News 166/2018

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は7月6日、2015年のイラン核合意の実行を監視する、包括的共同作業計画(JCPOA)の合同委員会の初となる閣僚級会合の議長を務めた。

フランス、ドイツ、英国、中国およびロシアならびにイラン各国の外相はウィーンにて、彼らのレベルでは初となる合同委員会会合を開催した。このことは、最近の米国の離脱を受け、参加者はイラン核合意を重視し、同合意の引き続きの実行に全面的に関与していくことを示している。

国際原子力機関が11回連続でその報告書において、イランはJCPOAに基づく約束を守っていると発表していることに留意し、外相らは国連安全保障理事会が支持した多国間の合意から米国が脱退したことへの遺憾の意を表明した。

外相らは、米政権が決めた方向転換の影響を緩和する具体的措置への作業を続け、合意の完全かつ効果的な実行の継続を確保することで合意した。

英国は米国から、アラクにあるイランの核研究炉の近代化を監視する作業部会の共同議長職を引き受ける。同施設の近代化は、イランの民生用核開発を支援する作業を含む、合意の重要な一部である。

外相らはまた、8月から米国の制裁が再開されるのをよそに、合意の一部として同意されたイランとの貿易・経済関係の維持に向けた現実的な解決案を議論した。優先的事項には銀行間ルートの維持、イランの原油・天然ガス輸出の継続および投資や貿易への好ましい環境の育成が含まれる。

 

『EU MAG』の関連記事

イラン核合意でEUが果たした役割は? 2015年10月号 質問コーナー

Languages: