駐日欧州連合代表部

EU上級代表、世界の安全保障の強化のために105億ユーロの欧州平和基金創設を提案

13/06/2018 - 11:14
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EU News 136/2018

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、欧州の安全保障上の利益の保護、ならびに紛争防止、平和構築および世界の安全保障強化に向けたEUの能力を高めるため、2021年~2027年の間に総額105億ユーロを提供する「欧州平和基金(EPF)」の創設を提案した。

欧州委員会の支援を受けてモゲリーニ上級代表が提案した同基金は、EUの安全保障や防衛能力を高めるための一連の措置の一つである。上級代表は、「EPFは、EUの軍事ミッション展開の効率を高めるのみならず、共通の安全保障上の課題に対処する際にわれわれのパートナーへの支援を強化するものである」と述べた。

EPFに加え、130億ユーロの欧州防衛基金は、暗号化ソフトやドローン技術といった分野での最先端かつ相互運用が可能な技術や装備への、国境を越えた投資のための資金力を提供する。

提案されたEPFは、EUの次期多年次財政枠組みの期間と一致する7年間にわたり105億ユーロを提供する、EU予算外の新しい基金である。同基金により、軍事的・防衛的側面があるためにEU予算では手当てできない共通外交・安全保障政策に基づく作戦行動に資金を提供するEUの能力が相当強化されよう。EPFは安全保障や防衛に充てられている既存の予算外のメカニズムを取りまとめ強化することで、それらの間隙や限界を乗り越えることが可能になる。

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