駐日欧州連合代表部

モゲリーニEU上級代表、河野外務大臣と電話会談

Brussels, 06/04/2018 - 13:05, UNIQUE ID: 180406_6
Press releases

EU News 65/2018

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、4月6日午前、河野太郎外務大臣と電話会談を行った。

両者は、最近の動きに照らし、朝鮮半島情勢について話し合った。上級代表は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対しては、EUが「圧力と関与」という両面政策を堅持する旨を、確認した。すなわち、制裁と合わせて、同国の核・ミサイル開発計画に起因する問題の、交渉による解決を促すための関与を続ける、という政策である。上級代表はまた、国連安全保障理事会が科す制裁の全てを、完全かつ迅速にEU法に置換しながら、北朝鮮にはEUとして最も厳しい制裁を適用していることを、強調。今後も、国連の制裁を厳密に実施することの重要性を訴えるべく、世界全体で対象を絞ったアウトリーチ活動を続けると述べた。また、今週のEUと北朝鮮高官が行った会合に関しても説明した。モゲリーニ上級代表と河野大臣は、朝鮮半島の完全かつ検証可能で後戻りできない非核化に向けた努力の継続が不可欠であること、そのための緊密な協力を継続することで、合意した。

会談中、イランの核合意(包括的共同行動計画)とその実施に対する強いコミットメントの再確認も行った。上級代表から、技術支援を含めた、同合意の実施に関する日本の貢献に関して、河野大臣に謝意が表された。

電話会談では、日本とEUの相互関係、特に戦略的パートナーシップ協定と経済連携協定も議題となった。この2つの協定が発効した暁には、日・EU関係がいかに重要であるのかが明示されるとともに、より緊密な連携および協力が実現することになる。モゲリーニ上級代表と河野大臣は、戦略的パートナーシップ協定の交渉が早期に妥結することで、数カ月後に両協定の同時署名が可能になることに、期待を示した。

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