駐日欧州連合代表部

EU理事会の北朝鮮に関する結論

Brussels, 17/07/2017 - 12:17, UNIQUE ID: 170718_3
Council Conclusions

EU News 158/2017

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)理事会は本日、以下の結論を採択した。

1.朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、ごく最近では2017年7月4日の大陸間の射程を有するミサイルの発射など、自国の核・弾道ミサイル計画の加速化を続けてきた。EU理事会は、複数の国連安全保障理事会決議で示された同国の国際的義務に明確に違反し、国際的平和と安全に対する深刻な脅威であるこれらの行為を、強く非難する。

2. 北朝鮮の行為は、EUが何十年にもわたり断固として支持してきた、世界的な核不拡散・核軍縮体制を脅かし、包括的核実験禁止条約の普遍化の必要性を強調するものである。

3. EU理事会は、北朝鮮に対し、全ての関連する国連安保理決議に基づく義務を、遅滞なく、完全かつ無条件に果たし、地域や世界の緊張を高め得るさらなる挑発的行為を控えるよう、求める。

4. EUが現在施行している制裁の中で、対北朝鮮制裁は、最も制限的なものの一つである。EU理事会は、主要なパートナーとの緊密な連絡や国連安保理での協議に沿った形で、特に追加的自主的措置を通じて、さらなる適切な対応を検討する。国連安保理決議第2321号(2016年)を思い起こし、理事会は核・弾道ミサイル計画の資金として外貨を得ようとする北朝鮮政権の活動について懸念を表明し、各国に対し警戒するよう求める。

5. EU理事会は、北朝鮮が、緊張を緩和し、朝鮮半島の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化の追求と、関連する全ての国連安保理決議の完全履行に向けた取り組みを可能にする、信頼に足る、意味ある対話に参加するよう、韓国が先頭に立ち、呼び掛けていることを支持する。EUは、主要パートナーと協議しながら、そのような取り組みを支援する用意がある。

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