駐日欧州連合代表部

コール元ドイツ首相の死去を受けたユンカー欧州委員会委員長の声明

<日本語仮抄訳>

欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長は本日、以下の声明を発表した。

「ドイツのヘルムート・コール元首相が死去されたとの報に触れ、深く悲しんでいる。彼は欧州の、また個人的に私の、真の親友であり、また盟友であり、これゆえに彼は惜しまれるであろう。彼は、欧州のたどった全ての旅路の先頭に立ち、また私に同行してくれた。

コール氏は、欧州の家に命を吹き込んだ。彼は、西と東への懸け橋になったのみならず、欧州を前進させるためのより良い方法を常に提案していた。このために、彼はそこから生まれる歴史的意義や展望を見出すことができたのである。

コール氏がいなければ、ユーロは存在し得なかった。最初から、欧州大陸にとって、単一通貨の政治的・経済的意義、計り知れない価値および魅力を、彼は理解していた。彼に最も近いパートナーであった(フランスの)フランソワ・ミッテラン(大統領)もそうであったが、彼にとって欧州統合は平和のプロジェクトであった。どのような政治的問題に対応する場合も、2つの世界大戦の後、統合が欧州大陸を救ったことを忘れることはなかった。それゆえ、彼は協働して未来への責任を負うことを、繁栄の問題だけでなく、何よりも責務と感じていた。コール氏が(第一次世界大戦の激戦地)ヴェルダンの戦場を訪れ、心打つ身振りを通じて(ミッテラン)フランス大統領への友情を示したとき、これは政治的なジェスチャーではなく、彼が成し遂げようとしていたものの体現であった。実際、彼がミッテラン氏とシャルルマーニュ賞を共同受賞した際の演説で強調したのは、フランスとドイツの両国民が共有しているものは、欧州統合の流れへの必要条件、根拠および永続的な励みであることだった。

私の思いは、ドイツ国民そして何よりも、彼に最も近かった方々と共にある」

 

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