駐日欧州連合代表部

日・EU学術関係(エラスムス・プラス)

21/12/2018 - 12:00
Generic

知識・経験・意見の交換や共有、また学生の留学や交流は、日本とEU双方の利益につながります。

2019年のエラスムス・プラス公募中
日本の高等教育機関もEUの高等教育機関と連携して参加できます

駐日EU代表部ではこうした人と知識の流れを支援するとともに、日本の学生に欧州留学について知ってもらうため、EUの各種プログラムに関する情報提供を行っています。

日本と欧州の大学はこれまでも、「エラスムス・ムンドゥス(Erasmus Mundus)」といった定評あるプログラムの下で長年、相互に協力してきました。EUの新しい教育助成プログラム「エラスムス・プラス(Erasmus+)」は、双方の大学や学生が協力し合う新たな素晴らしい機会を提供します。また、日本の名門大学に拠点を置く「EUインスティテュート・イン・ジャパン(EU Institutes in Japan= EUIJ)」やジャン・モネ・センター・オブ・エクセレンスJean Monnet Centres of Excellence)は、東京やその他の地域で学術協力を促進しています。日本人学生にとって欧州は魅力的な留学先であり、欧州留学のさまざまな機会に関する情報は、毎年開催される「欧州留学フェア(European Higher Education Fair)」で得ることができます。

New Erasmus

 

エラスムス・プラスを通じた高等教育における日欧交流の支援

エラスムス・プラスはEUの中心的な教育助成プログラムです。このプログラムには、日本の大学、学者、学生が参加できる修士課程のジョイントディグリー、単位認定留学、「ジャン・モネ」イニシアチブといった3つの主要プロジェクトがあり、日欧の大学間協力を促進します。

  • 留学を支援する国際単位移動制度(International Credit Mobility-ICM)

欧州外の学生は、欧州内の大学と欧州外の大学との間の協定に基づいた、3カ月から12カ月までの単位認定留学プログラムに参加することができます。学生は、追加費用を支払うことなく、留学先の大学(ホスト校)で単位を取得し、在籍校でその単位を認定してもらうことができます。大学のスタッフと教授の方も欧州のパートナー大学で5日から2カ月まで教えたり研修に参加したりすることができます。2015から2018年の間に、日本と欧州の大学間のICMを利用して、日本または欧州で約2,000人の学生とスタッフが留学、研修、教育に参加しました。

  • 修士課程のジョイントディグリー (Erasmus Mundus Joint Master Degree- EMJMD)

エラスムス・ムンドゥスでいくつかの大学がすでに共同プログラムを実施しているように、その後身であるエラスムス・プラスでは、日本の大学は欧州の大学の協力機関(フルまたはアソシエートパートナー)となり、エラスムス・ムンドゥスの修士課程のジョイントディグリー(Erasmus Mundus Joint Master Degrees)取得コースを提供することができます(ダブルディグリーも可能)。

また、日本人学生が直接ジョイントディグリーコースに応募し、欧州2カ国以上で学ぶ(study in Europe)こともできます。

「日・EU共同修士課程プログラム」

2018年7月に行われた第1回日・EU教育・文化・スポーツ政策対話で、共同公募による新たな学生交流プログラムが発足することとなりました。この日・EU共同修士課程プログラム詳細や公募情報は 2019 年のエラスムス・プラス公募をご参照ください

  • ジャン・モネEU究コースおよびセンター

EUは、「ジャン・モネ」イニシアチブを通じて、世界中でEUに関する卓越した教育と研究を推進しています。日本の大学は、個別のEU研究コース(ジャン・モネ・モジュールJean Monnet Modules)もしくはEU研究に特化した教育・研究センター(ジャン・モネ・センター・オブ・エクセレンス)やジャン・モネ・ネットワーク(Jean Monnet Network)を設立するための助成金を申請することができます。

また、EU研究およびEUについての教育を行う大学教員が直接助成金を申請することもできます(ジャン・モネ・チェアー Jean Monnet Chair). 

現在、日本にはエラスムス・プラスの支援を得て活動しているジャン・モネ・センター・オブ・エクセレンスが2つあります。

-神戸大学Jean Monnet CoE

-ジャン・モネCoE九州

また、慶応義塾大学にてジャン・モネEU研究センターが活動しています。

 

2019年のエラスムス・プラス公募中
日本の高等教育機関もEUの高等教育機関と連携して参加できます

現在、エラスムス・プラスの公募が行われています(締め切り:20192月または4)。

詳細はプログラムガイドをご参照ください(英語)):

2019年エラスムス・プラス公募の締め切り日

プロジェクトタイプ

プログラムガイドでの詳細ページ

締め切り

国際単位移動制度  (International Credit Mobility)

33-50、271-276

2019年2月5日

エラスムス・ムンドゥス 修士課程のジョイントディグリー (Erasmus Mundus Joint Master Degree)

88-96、292-294

2019年2月14日

ジャン・モネEU研究コースおよびセンター

(Jean Monnet Activities)

203-232

2019年2月22日

日・EU共同修士課程プログラム 

(EU-Japan Joint Master Programmes

88-96、292-294

2019年4月1日

各プロジェクトの申請者と申請先について

プロジェクトタイプ

申請者

申請先

国際単位移動制度 (International Credit Mobility)

ヨーロッパのパートナー大学

ヨーロッパのパートナー大学の国にある「Erasmus+ National Agency」

エラスムス・ムンドゥスの修士課程のジョイントディグリー (Erasmus Mundus Joint Master Degree)

ヨーロッパのパートナー大学

ブリュッセルにあるEducation, Audiovisual, and Culture Executive Agency(EACEA)

ジャン・モネEU研究コースおよびセンター

(Jean Monnet Activities)

日本の大学:

-ジャン・モネ・チェアー

-ジャン・モネ・センター・オブ・エクセレンス

-ジャン・モネ・モジュール

-ジャン・モネ・ネットワーク(リード機関の場合)

ブリュッセルにあるEducation, Audiovisual, and Culture Executive Agency(EACEA)

ヨーロッパのパートナー大学:

-ジャン・モネ・ネットワーク(リード機関の場合)

日・EU共同修士課程プログラム

EU-Japan Joint Master Programmes

ヨーロッパのリード機関

 

 

ブリュッセルにあるEducation, Audiovisual, and Culture Executive Agency(EACEA)

日本のリード機関

日本学術振興会 (JSPS)

国際単位移動制度 と 修士課程のジョイントディグリーの応募に関しては、欧州側のパートナー大学が申請書を提出する形になります。

「日EU共同修士課程プログラム」に関する詳細

エラスムス・プラスと、文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」との間の共同事業となります。

このパートナーシップ事業は、欧州の異なる国にある3つ以上の高等教育機関と、日本の1つ以上の高等教育機関から成るコンソーシアムにおける、共同修士課程プログラムの革新と卓越性を促進する2-3のプロジェクトを共同助成します。

エラスムス・ムンドゥスの修士課程のジョイントディグリーに関する一般的な条件(プログラム・ガイド88-96ページ参照)は、別途明記されている場合を除き、日・EU共同修士課程プログラムにも適用されます。

日・EU共同修士課程プログラム共同公募の詳細はこちらをご覧ください。

日本の大学向けの具体的なガイドラインは、2019年1月に文部科学省から発表される予定卓越した

卓越したEU研究を推進するEUインスティテュート・イン・ジャパン(EUIJ

EUインスティテュート・イン・ジャパン(EUIJ)は、欧州の政治、法律、経済、環境、医学の分野における日欧学術協力促進のため、EUの助成金を受けて、2004年から2017年まで活動してきました。活動にはEU関連のコース開設、学部生や大学院生向けの奨学金制度、欧州から招聘した教授陣による特別講義、日欧の大学による合同研究や学術交流、一般市民・ビジネスマン・国や地方の公務員および政治家を対象としたイベント・セミナー・講義の開催など多様なプログラムが含まれていました。

期間中、EUIJ九州(九州大学、福岡女子大学)、EUIJ関西(神戸大学、大阪大学、関西学院大学)、EUSI東京(一橋大学、慶應義塾大学、津田塾大学)、EUIJ早稲田(早稲田大学)そしてEUIJ東京(一橋大学、国際基督教大学、東京外国語大学、津田塾大学)の5つのインスティテュートが設立されました(一部活動継続中)。

欧州留学フェア(EHEF)

欧州は、あらゆる年齢層を対象とした学習プログラムの提供において世界を牽引しており、留学先としても世界中で人気があります。駐日EU代表部はEU加盟国と協力し、東京と関西で毎年「欧州留学フェア(EHEF)」を開催し、欧州留学の促進に取り組んでいます。

欧州留学フェア、その他、学生向けの各種お役立ち情報は、欧州留学Study in Europeのページでもご覧になれます。

こちらから「欧州留学フェア2018」の報告書(英語)をダウンロードいただけます

 

 EHEF1-r  EHEF2-r

 

関連情報
世界に開かれた高等教育を展開するEU」(EU MAG 2016年2月号 政策解説)
グローバル人材を育てるEUの取り組み」(EU MAG 2014年6月号 特集)
EUに留学するにはどうしたらよいですか?」(EU MAG 2013年3月号 質問コーナー)

Languages:
編集セクション: